アートめぐり

彩吹真央さん主演ミュージカル『フリーダ・カーロ〜折れた支柱』観劇

彩吹真央さん主演の新作ミュージカル『フリーダ・カーロ〜折れた支柱』を観劇しました。

見応えのある洗練された舞台。

引き込まれて2時間あっという間でした。

彩吹真央さんが、痛んだメキシコ人女性に見えるのが本当にすごかった。

精神的に暗いお話しでしたが、本当にもう一度観たいと思う舞台でした。

すぐには現実に戻ってこられないくらい引き込まれ、揺さぶられる舞台だったので、実は観た後、ちょっとつらくなってしまいました。

そのくらいのエネルギーのある作品でした。

彩吹真央さんは、この役を演じるにあたり、メキシコに行かれたそう。私もフリーダ・カーロの絵が好きなので、ぜひカーロの家にも訪れてみたいと思います。

メキシコを代表する画家フリーダ・カーロは、映画にもなっているのでそちらも観たいと思います。

女性であること、そしてバイセクシュアル(結婚もし、その後も男女どちらともたくさんの恋人がいた)だったことは、カーロの作品を理解する上で、欠かせないと思います。

ジェンダーとセクシュアリティという観点からも、大変興味深い作品でした。

最期は、薬物で自殺しているのではないかという描かれ方が衝撃的でした。

私の好きな女性芸術家が、薬物で自殺していると知ると、「やはり」という気持ちと(作品に滲んでいるからです)、やっぱり少しだけ悲しい気持ちがします。

描くことや歌うこと、表現することでは、救われなかったのかなと、ちょっと思います。

バルバラもカーロも世界一で、後世に名を残しています。そんなに才能があっても、人生の痛みに耐えきれなかったのだとしたら…。

カーロは最期、本当にViva la Vida と思っていたのか。私には知る由もないけど、私はもっと生きて、もっと様々な作品に触れて、考えたいと思いました。

ABOUT ME
東 小雪
元タカラジェンヌ/LGBTアクティビスト。「Tokyo SuperStar Awards」コミュニティ賞を受賞。東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げる。渋谷区パートナーシップ証明書交付第1号。(2017年12月に離婚)LGBT、女性の人権、自殺対策について講演や執筆など幅広く活動し、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、NHK Eテレ「ハートネットTV」などメディア出演多数。著書には、『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』『同性婚のリアル』など

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