東小雪が思う

専門のカウンセリングを受けること

新刊『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』にも登場してくださっている、カウンセラーの岩本令子先生をご紹介します。

私は2011年の秋に、「あるこうよ むらさきロード」という女性と子どもへの暴力に反対するパレードで、岩本令子先生と出会いました。当時の私は性虐待の記憶が解離していたため、どうして自分が精神的な不調を抱え続けているのか、その原因がまったくわかっていませんでした。精神科に通院し、処方される大量の処方薬を飲み続けていた頃です。

私のあまりの「うつ」のひどさをみかねたパートナーのひろこさんが、岩本先生のカウンセリングを受けるように勧めてくれたのでした。

ひどい「うつ」状態だった私は、人に会ったり、新しい場所に出かけたりするのがとても辛かった…。はじめて岩本先生のカウンセリングルームを訪れたときも、とても辛くて、そしてとても緊張していたことを覚えています。

カウンセリングで私ははじめ、ひどい「うつ」症状と「母親との関係」を訴えました。しかし、私のこれまでの生きづらさ(リストカット、OD、自殺未遂、摂食障害etc…)を話すうちに、「性虐待」という思いも寄らなかったキーワードにぶつかり、解離していた記憶を語り始めることになったのです。(詳しくは『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)をお読みください)

本当に不思議なことですが、私は今、まったく薬を飲んでいません。20歳の頃からあしかけ8年のみ続けた精神科で処方される薬をいっさい飲まなくなったことは、劇的な変化でした。

私が解離させていたつらい記憶としっかり向き合うこと。
過去の虐待の記憶を言葉にして語ること。

それができたから、今の私の回復があるのだと思います。性虐待のトラウマからの回復は、専門の先生のカウンセリングなしにはとてもできないことでした。たびたび起こる強烈なフラッシュバックにも落ち着いて対応してくださり、自宅でフラッシュバックが起こったときの対応も教えていただきました。

そしてなによりも、岩本先生に「あなたはどこも損なわれてなどいない」と繰り返し繰り返し教えていただき、私の苦しみにとことん寄り添っていただいたことが大きいと思っています。

もし、私の著作をお読みになって、私と同じように何かつらい記憶を抱えて苦しんでいる方がいらっしゃったら、ぜひ岩本令子先生のカウンセリングを受けてみていただきたいと思います。

さまざまな依存症や自傷行為に苦しまなくても、別の生き方ができる。
私の告白がそのきっかけになったとしたら、本当に嬉しいことです。

ACIMカウンセリングルーム
http://acim-jip.com/index.html

ABOUT ME
東 小雪
元タカラジェンヌ/LGBTアクティビスト。「Tokyo SuperStar Awards」コミュニティ賞を受賞。東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げる。渋谷区パートナーシップ証明書交付第1号。(2017年12月に離婚)LGBT、女性の人権、自殺対策について講演や執筆など幅広く活動し、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、NHK Eテレ「ハートネットTV」などメディア出演多数。著書には、『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』『同性婚のリアル』など

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください